2017年02月18日

「成立」という形でクラウドファンディング期間無事終了しました!

2月15日:
2月15日でクラウドファンディングの期間が「成立」という形で無事終了しました。ご協力いただいたみなさん、広報してくださったみなさん、気にかけててくださったみなさん、本当にありがとうございます。
なんとなく終わってしまうのが寂しい気がする、むしろここからが始まりなのに90日間書き続けてた新着情報のタスクなくなったら、私明日から何したらいいの?ってなります。
 さて16日は調整休をいただいて。このクラウドファンディング期間ずっと裏で支えてくださっていたお二人と、個室でシャブシャブなんですー、いいでしょぉ?!私の教育&しつけ係みたいな方と、私の精神安定&お悩み相談室みたいな役を引き受けてくださってる方です。

 最初のころ、クラウドファンディングのリーダーとして表に立たされてるのがとにかく恐ろしかったです、自分は何人の応援者を集められるのか、私がお願いしたら行動に移してくれる人は何人いるのか…これまで積み上げてきた色々な信頼関係が、人数と金額で試されてる気がしてました。そして批判メールやコメントは私の名前宛で来るんです。
 講演会周りで気が紛れ、総理夫人の盲学校ご訪問が決まった辺りで流れが変わります。さらにNHKニュースやラジオなど、ここからメディアラッシュが始まります。
タイミング悪く、必死で講演会周りしてた12月は取り上げてくださるメディアさんがほとんどなく、取材するから何かイベントはないかと言っていただいた1月には講演会一つしかなかったですけれど…。

 最近、講演を聞いてくださった方やラジオなどで知ってくださった方から色々ご連絡をいただきます。私より20歳近く上の全盲の大先輩に「私のロールモデルになってください」と言われてびっくりしたり、
複数の視覚障害高校生に「石田さんは憧れなんです」と講演会の場で公言されて嬉しいやら恥ずかしいやら…だったり。
 変な言い方ですが、健常者ウケ(一般ウケ?)と当事者ウケは両立できないものだと思ってました。でも両方から賛同してもらえたプロジェクト内容、増えていく応援者、再生数が6万回を超えたメイク動画!

 「10年後には僕を超えるよ」、高校2年の時恩師から突然そんなこと言われてから10年。あの時あなたが予測したのは、今の私のこの姿でいいですか?届いてますか?合ってますか?
…けっきょくその「僕」とやらにはぜんぜん及ばなかったけど超えられてないですけれど。
 まだ何も業績を出していないのを知っています。私はまだ何の事業も成し遂げていない、メダルを取ったわけでも表彰されたわけでもない…
そう実は7年間フィリピンの視覚障害者の教育環境改善って言い続けてるだけでまだ何も成し遂げてません。
あくまでプロジェクトはこれからで、現地盲学校のニーズや声第1に、みなさんからのご支援を大事に使わせていただきながら…、本当の意味での成果をこれから一歩ずつ積み重ねていきます。
posted by Yukari at 15:57| Comment(1) | 日記

奇跡のフィリピン側から456万円のご寄附!!

1月13日〜27日
 ブログ更新が滞り、1ケ月前の話をしていてごめんなさい。追いついてないんです、更新が。
 1月12日に安倍昭恵総理夫人が国立盲学校を訪問してくださった後、私と校長先生は10社ほどの現地メディアさんから囲み取材を受けました。その際に、「クラウドファンディングは今いくらまで達成していて、後いくら必要なのですか?」と聞かれ、 「今180万ペソまで達成していて、あと200万ペソほど必要です」と答えました。
私がそう答えたのが、翌日『スター』というメジャーな新聞に掲載されたそうです。
 翌日、私たちが校長室でミーティングをしているところに電話がかかってきました。それはある財団の代表をされている女性の方からで、「フィリピン障害者支援事業に200万ペソを寄付したいので、今から小切手で持って行くのでそこで待っていてほしい」という電話でした。200万ペソは日本円に換算すると約456万円(2017年2月1日換算)になります。
信じられない申し出に、校長室にいた私達みんなは驚きました。 生まれて初めて、いいえ、きっと人生で最初で最後だと思うのですが、約456万円が車に乗ってやってくるという場に立ち会いました。
 ご寄附のお申し出を下さったのは、その財団の名誉会長を務めていらっしゃる81歳のフィリピン人男性だということがわかりました。財団の代表の方によると、その名誉会長さんは、新聞を読むなり出かけようとしていた代表を呼び止めて、
「君は今日、他の仕事は何もしなくていいから、今すぐ銀行に行ってチェックを作って、この若い日本人女性に持って行きなさい。新聞によると彼女は明日には日本に帰国してしまうから、今盲学校へ行きなさい」とおっしゃったそうです。

 さて、信じられない出来事と喜びだったのですが、問題が一つ発生しました。その名誉会長さんも企業をされているということで、フィリピンの教育事業に寄付することに夜税控除がご希望だったのです。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、フィリピンにて組織としての法人登録をしていないため、当団体のクラウドファンディングにご協力いただいてもフィリピンにおける税控除の対象にはなりません。
結果として、クラウドファンディング会社Readyforを通じての入金ではなく、直接フィリピン国立盲学校にご寄付いただくこととなりました。

 今回のご寄附をいただいたことで、プロジェクトを実行するのに必要な800万円という目標金額を実質的に達成することになりましたので、Readyfor事務局とも協議の上、これまでReadyforを通じてご寄附いただいた金額に、今回フィリピン国立盲学校に入金されている分の金額も含めてクラウドファンディングの支援総額に反映させていただくこととなりました。
 フィリピン側から突然いただいた多額のご支援には、在フィリピンの日本大使も驚いていらっしゃいました。日本の団体である私達とフィリピン国立盲学校が協力して事業を行っているところに、日本側とフィリピン側から半額ずつご支援をいただくという、結果としては理想的な形になったと私は感じています。
 ご寄附をくださったフィリピンの財団と名誉会長及び代表者の方の、大きな暖かいご支援のお申し出に心から感謝すると同時に、これもメディアにとりあげていただいたおかげであり、総理夫人に訪問していただいたおかげであり、そのご訪問をアレンジしてくださった外務省の方々のおかげであり、フィリピンの方に協力しようと思っていただけるところまで達成率を上げてくださっていたみなさんのおかげです。
もうどなたにどうお礼を申し上げたらいいのか分からないですが、本当にありがとうございます。
いただきましたご寄付は、国立盲学校の寮設備の改修、スクールバスの購入費として大切に使わせていただきます。スクールバスは4.5月の夏休み中には購入予定ですし、寮の修繕工事開始に向けて、建築会社の入札手続きをすでに開始しております。また寄付者の皆様へも随時現地での進捗を共有させていただきますので、これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。

posted by Yukari at 15:35| Comment(0) | 日記

2017年02月01日

安倍昭恵総理夫人がフィリピン国立盲学校を訪問してくださいました(その4)

1月12日:

 幸いなことに私の5分スピーチを録音できたメディアさんが1社もいないようで、今のところ動画が出回って無くて救われてます(教室が狭すぎて中まで入れたメディアさんがほとんどいなかったそうです)。
総理夫人は日本語で「クラウドファンディングはいつまでですか?」と聞いてくださり、ぜひ応援したいとおっしゃっていました。
 大使館のほうから、総理夫人に団体のニュースレター(フィリピン障害者支援事業のことが詳しく書かれています)や私の本を夫人にお渡ししていいという許可を事前に得ていたので、差し上げるためにスピーチの時すでに膝の上に持っていたのですが、
英語スピーチが終わったことに安心しすぎて思わず次の動きを忘れそうになり、後ろからフィリピン人スタッフに「ニュースレターは?」と言われるまで忘れていて、自分がいかにいっぱいいっぱいかを実感しました。

 この後教室を出たところの写真が、世の中にはよく掲載されているようです。CNNニュースなどにも載っている映像ですが、私の左側に総理夫人がいらっしゃるそうですね。
なんでこんな書き方をするかと言いますと、実は写真で見ると確かに私たちは隣に並んでいるのですが、この時私自身は夫人が隣にいらしたことを知らないのです。
教室を出たところでしばらくみなが立ち止まっていて、この時沢山のカメラに写真撮られたことは分かっています。でもこの時廊下は生徒たちと国家警察の方々とメディアさんとなど沢山の人手溢れかえっていて、総理夫人が誰かと会話しているわけでもないですから、もう私には夫人がどこにいらっしゃるのか人ごみで分からなくなっていたんです。

 さて、残り時間5分。予定ではこの後私たちは外で生徒たちを含めて写真撮影だけをし、婦人をお見送りするはずでした。
 突然、生徒たちの中から歓声が上がります。何事?と思って手引きしてくれてたフィリピン人スタッフを振り返ったら、「昭恵夫人が、生徒たち一人ひとりと握手してくださってる…、プログラムには含まれてないけどね」と。
 この日、私はこれが1番嬉しかったんです。上述したように、沢山の人ごみの中で、私でさえ総理夫人が今どこにいらっしゃるのか分からなくなっていたので、通訳を介していたこともありとくに、生徒たちは歓迎しながらもどの方が総理夫人なのか、握手していただくまで分かっていなかったと思います。
さらに、婦人と直接会話ができたのは授業見学の対象となった11年生だけであり、歓迎とお見送りのために日本とフィリピンの国旗を持ってただずっと外で待っていたその他大勢の生徒たちがいます。
その、外で待ってた生徒たちの列の中に、握手しに入ってくださったのです。実はこれが5分近く続き、この日1番長かったプログラムだったかも知れません、その優しさに感動でした。
posted by Yukari at 07:20| Comment(1) | 日記