2017年04月12日

さすがフィリピンと思わされたエピソード

3月25日:
聞いてください、さすがフィリピンと思わされたエピソードの数々!ステイしている家からパートナー先であるフィリピン国立盲学校まで距離としては18キロくらいしかないんですけれど、交通アクセスがよくないのでスムーズに行っても片道1時間半はかかるんです。
まずは家から気温35度の中を10分歩いて、そこから駅に向かうジープニーと呼ばれる乗り合いジープに乗るのですが、なんと途中でジープニー壊れて動かなくなる!!
まあね、これくらいじゃまだ驚きません、こんなのときどき起きるんです。道路の真ん中で降ろされて、近くにいたジープニーにお客さんみんな乗り換えます。もう1度運賃払わなきゃいけないのかなって思ったのですが、駅まであともうちょっとだったのと運転手さん同士で状況を話してくれたのか乗り換えた先のジープニーの運転手さんは運賃をとりませんでした、優しい!

 最寄駅み到着。ここから電車に乗るのですが、普段なら4分間隔くらいで来る電車が10分くらい待っても来なくて、基本的に各駅しかないのに、ようやく来た電車は私たちが待ってる駅を通過!
「え、なんでだろ?」と言ったら隣のガイドが、「たぶんこの先どこかの駅がものすごく混んでるんじゃないかな」と。
まあフィリピンにて駅員さんと運転手さんがそこまで緊密にコミュニケーション取ってるとは思えないのでたぶん何かのミスなのですが、電車が停止線を数メートル行き過ぎただけでニュースになってしまう日本とは違ってフィリピンは寛大です。
 さて待つこと15分、次の電車は無事止まってくれました。車内はかなり混んでたのですが、わたしが座席前のつり革を持ってたら、誰かが無言で立ち上がって、わたしの腕を持って自身が座ってた隙間に引っ引っ張り込んでくれました、ありがとう。
ちなみにフィリピンの乗り物は座席に一人分のスペースが決まってるわけではなく、その隙間に入るだけ何人でも座ります!
 電車の冷房で快適なのもつかの間、2駅行ったところで今度は電車が動かなくなるの巻き!!駅に停車したまま10分以上動かなくて、車内放送による説明なんてしばらく行われないのが普通です!わたしはといえば、これ面白いから日本のみなさんに報告しなきゃいけないと思って、思わずフィリピン人たちが何分説明なしに寛大に待つか測りましたよ^_^
 25分待ったところで電車が壊れたから運転を見合わせるとの放送。南へ向かう路線はこれしかないので諦めてバスを使うことになります。払い戻しを希望する人で精算機はごったがい!するとなんと!今度は精算機が壊れたぁ!!
 いやぁ私たちコントの中にいるのかな?けっきょく払い戻ししてもらえず外へ。

 バスに乗るときわたしの杖を見て、運転手さんが中からたくましい手で引っ張り上げてくれました。この人たちお客さん乗せる時ちゃんと停車しないので、バスは観覧車みたいに若干動いてるんですよ。
それにしても今わたし、バスの階段3段文くらい宙に浮いたぞ!手荒いよぉお兄さん!とりあえず、引っ張り上げてくれてありがと!!
さてバスはとにかく壊れなかった、電車で行くはずだった終着駅で降りて、最後の盲学校の前を通るジープニーに乗り換えます。これまた私たちが乗るときもあまり長くは停車しててくれないのですが、わたしを見た路上で物売ってるおばちゃんが運転手さんに、
「ハンサムなお兄さん、目の見えない子どもが乗るからちょっと待っててあげてよぉ」って声かけてくれました。今子どもって言ったな?とにかく、ありがとう!
 タガログ語ちょっとでもわかるようになると、こういう周囲の優しさに気づけるようになります。いろんな意味でさすが途上国と実感する一方で、それを笑い飛ばす彼らの器の大きさと優しさ、そして思わず時計を見る自分の小ささを知ります。
今日もたくさん優しさに触れていいことあった、ありがとうハート
posted by Yukari at 16:07| Comment(0) | 日記

フィリピン出張

3月24日:
 またブログ更新が滞っていてごめんなさい。まとめて更新になりますが、3月24日から4月5日までフィリピンに出張に行っていました。まずはその初日の話しから。

夜中の飛行機にて早朝フィリピンに到着!ちなみに朝5時から28度、本日最高気温は37度です!フィリピンは3月から4月がもっとも暑い季節、いわゆる乾季でほとんど雨が降らない季節です。
気温差に体が慣れるまでは動けないから、移動以外には予定ない今日はホームステイ先の自分の部屋のベッドにて扇風機つけて半袖ワンピース1枚で伸びてます!!

ってか問題発生!わたし前回のフィリピン渡航前もフィリピンで使う携帯の充電器見つからないと直前まで騒ぎましたが、今回はですね、フィリピンの自分の銀行口座の通帳がけっきょく見つからなくて、持たないまま来ちゃったから、滞在2週間ほどあるのに個人のお金一万二千円くらいしか持ってないんですよ!!
ちなみにマイナンバーの通知書をレシートと間違えて捨てちゃったこともありましたからね!通常運転です!

さて夕食のいいにおいが。去年度フィリピン駐在職員として働いていた時ホームステイしていた家に宿泊させてもらってます。
フィリピンにいる時だけ広くて快適な部屋が与えられ、朝から食卓に着くだけで焼きたてパンとコーヒーとスープとオムレツ出るような、お皿洗いも掃除も全部この家のお手伝いさんにやってもらえて、ホストファザーがおいしいデザート買ってきてくれるような、お嬢様になれるんですよぉ!!

posted by Yukari at 15:56| Comment(0) | 日記

2017年03月06日

「視覚障害者の暮らし」シリーズ動画のご紹介!!

3月6日:
 最近私の「視覚障害者の暮らし」シリーズがユーチューブにアップされてるのをご存知ですか?全盲でどうやってメイクするか、料理するか、洋服選ぶか…などなどで、メイク動画は再生数1万回を超えていたりします。
 事の始まりは、1月に総理夫人がフィリピン国立盲学校を訪問された際、盲学校が属するパサイ市の市長夫人もいらっしゃったのです。
総理夫人がお帰りになった後、私は市長夫人から質問攻めに遭いました。というのも私が日本では一人で暮らしていると聞いた市長夫人は、「あなた、料理はどうしてるの、買い物はどうしてるの、今日のメイクはどうやって……」などなど。
一応その場で言葉で説明した物の、私にとってはあまりに当たり前の日常なので、どうしてるのと言われても何を説明したらいいのか分からずうまく応えきれず。百聞は一見にしかず、動画を作ろうと思い立ちました。
フィリピンに限らないとは思いますが、「障害者が教育受けて何になる」という問いに答える意味でも、そういう動画は役に立つと考えました。下手に権利とか差別解消とか…、そういうセミナー開いても面倒層に聞こえるだけですし、「法律だから教育受けさせましょう」はけっきょくのところ心に響かないじゃないですか。
それより、メイクや料理の動画から興味を持ってもらって、「ところで私はこれらのスキルを盲学校で学びました。障害者にとって学校に行くことで得られるのは、数学や英語などの学問知識だけでなく、日常生活における自立スキル、生きるすべは教育によって身に着けるのです」って話した方が、よほど心に届くと思うのです。

 早速1月末から2月前半にかけて色々な動画を撮影し、団体のユーチューブアカウントでアップしたところ、私達の予想をはるかに超える再生数で。ピークの時期など、1日に5000回くらい再生数伸びてました!
クラウドファンディングをやっていた時期だったので、まずは日本語のキャプションで、主に日本の人達向けで公開しているんですけれど。
以下に主な動画のリンクを載せますので、みなさんも、もしよろしければご覧になってみてくださいね。

メイク動画:
https://youtu.be/yBt70e0AtTw
料理動画:
https://www.youtube.com/watch?v=KXGwnvwxDFA
洋服選び動画:
https://www.youtube.com/watch?v=n1f_zIKSDDw
先天性全盲者の色の認識編動画:
https://www.youtube.com/watch?v=uSIhQLLd2Dc
お金の見分け方動画:
https://www.youtube.com/watch?v=fGyoGxXIO88
 この他にも、「通勤編」「お仕事編(普段どのようにパソコン等を使っているか)」、そして私以外の方に出ていただいた応援動画等も当団体のチャンネルに載っています。
posted by Yukari at 18:45| Comment(3) | 日記