2017年03月06日

「視覚障害者の暮らし」シリーズ動画のご紹介!!

3月6日:
 最近私の「視覚障害者の暮らし」シリーズがユーチューブにアップされてるのをご存知ですか?全盲でどうやってメイクするか、料理するか、洋服選ぶか…などなどで、メイク動画は再生数1万回を超えていたりします。
 事の始まりは、1月に総理夫人がフィリピン国立盲学校を訪問された際、盲学校が属するパサイ市の市長夫人もいらっしゃったのです。
総理夫人がお帰りになった後、私は市長夫人から質問攻めに遭いました。というのも私が日本では一人で暮らしていると聞いた市長夫人は、「あなた、料理はどうしてるの、買い物はどうしてるの、今日のメイクはどうやって……」などなど。
一応その場で言葉で説明した物の、私にとってはあまりに当たり前の日常なので、どうしてるのと言われても何を説明したらいいのか分からずうまく応えきれず。百聞は一見にしかず、動画を作ろうと思い立ちました。
フィリピンに限らないとは思いますが、「障害者が教育受けて何になる」という問いに答える意味でも、そういう動画は役に立つと考えました。下手に権利とか差別解消とか…、そういうセミナー開いても面倒層に聞こえるだけですし、「法律だから教育受けさせましょう」はけっきょくのところ心に響かないじゃないですか。
それより、メイクや料理の動画から興味を持ってもらって、「ところで私はこれらのスキルを盲学校で学びました。障害者にとって学校に行くことで得られるのは、数学や英語などの学問知識だけでなく、日常生活における自立スキル、生きるすべは教育によって身に着けるのです」って話した方が、よほど心に届くと思うのです。

 早速1月末から2月前半にかけて色々な動画を撮影し、団体のユーチューブアカウントでアップしたところ、私達の予想をはるかに超える再生数で。ピークの時期など、1日に5000回くらい再生数伸びてました!
クラウドファンディングをやっていた時期だったので、まずは日本語のキャプションで、主に日本の人達向けで公開しているんですけれど。
以下に主な動画のリンクを載せますので、みなさんも、もしよろしければご覧になってみてくださいね。

メイク動画:
https://youtu.be/yBt70e0AtTw
料理動画:
https://www.youtube.com/watch?v=KXGwnvwxDFA
洋服選び動画:
https://www.youtube.com/watch?v=n1f_zIKSDDw
先天性全盲者の色の認識編動画:
https://www.youtube.com/watch?v=uSIhQLLd2Dc
お金の見分け方動画:
https://www.youtube.com/watch?v=fGyoGxXIO88
 この他にも、「通勤編」「お仕事編(普段どのようにパソコン等を使っているか)」、そして私以外の方に出ていただいた応援動画等も当団体のチャンネルに載っています。
posted by Yukari at 18:45| Comment(3) | 日記
この記事へのコメント
初めまして、さとうと申します。
3年程前、偶然石田さんのブログに出会い、それ以降興味深く拝読させて頂いております。
確か、「開発教育」「ボランティア」「留学」「ブログ」といった類いの単語を検索していた時に、見つけたような記憶があります。

以前、約1年間アフリカへ女子教育関連でボランティアとして滞在していたのですが、ブログを通して石田さんの姿勢に感化されることが多く、日々の活力になっていました。
どんな方なのか、ずっと動く石田さんを拝見したくて(笑)動画が掲載された時はとても嬉しかったです。

色々伝えたい思いはあるのですが…笑、伺いたいことがありコメントさせて頂きました。

現在イギリスの大学院へ進学を検討しています。
教育、アフリカ、ジェンダーに関心があり、大学時代の主専攻は教育です。

以前のブログで石田さんはリーズ大学を希望されていましたが、最終的にはサセックス大学を第一志望にされています。
私は当初サセックス大学(開発学)を第一志望にしていたのですが、リーズ大学は「教育と開発」「開発とアフリカ」「開発とジェンダー」など開発学と他の分野が一緒になっている点に魅力を感じていて、志望校を変えようかと考えています。
サセックス大学の「開発とジェンダー」などの学科は応募資格に満たしていない為断念です。

開発学ならサセックス大学が有名ではありますが、石田さんが最終的にサセックス大学を選ばれた理由を、差支えなければ教えて頂けませんでしょうか。

お手すきの際に、お返事いただければ幸いです。
Posted by さとう at 2017年03月12日 21:16
佐藤さん。
コメントありがとうございます。
なぜ最終的にサセックス大学を選んだか、合格した4大学院の内ロンドン大学とサセックスの2校がいわゆる難関校、リーズとイーストアングリアは1段階下がるというのは理由の一つではあります。その内ロンドン大学のほうは半年以上の現場経験が必要で、満たすためには大学卒業後すぐ途上国へ行かなければいけなかったので、サセックスのほうにした、というのはあります。
あとは高校時代の恩師の勧めがサセックスだったから、大学時代の卒論アドバイザーがサセックスで修士号を取っていたから…というのもあります。
 主観や噂に基づいた見解ですが4大学の違いは以下です:
サセックス: 授業は比較的少人数(15人以下)、グループワーク重視。教育開発(教育学部)の場合は現場リサーチに基づいた修論もあり、開発学部(IDS)の場合は文献に基づいた修論のみ。メリットは開発の世界での知名度、国連職員なども博士課程にはいて話を聞けること。デメリットは田舎にあるのでインターンの機会やイギリス正負関係者などに会える機会が少ないこと、日本人が多すぎること(私の代教育開発は13人中6人日本人)。
ロンドン大学: 個人での研究重視。社会人(現場)経験者がほとんど。メリットは政府や空港等にとにかくアクセスがいいので会いたい人行きたい国に即行けること、他大学に比べれば日本人が少ないこと。デメリットはグループワークやみんなでワイワイ勉強するのが好きな人には向いてない。
イースト・アングリア: 少人数授業、教職員からの個別サポートがとにかく丁寧、就活までサポートしてくれる。メリットはとにかく学生を大事にする優しい大学であること、デメリットは開発学は日本人だらけ(私の代は教育開発全員日本人だったという噂)、田舎にあるので情報や人に会える機会が限られる。
リーズ大学: マンモス校、学生への個別サポートは適当。批判的開発学の視点の先生が多い。メリットは友達は沢山できる?学部によっては日本人が少ないこと。デメリットは大学側のサポートは当てにならないことと、先生方は開発批判の研究者なので、純粋に開発賛成派で研究をしたい人には向いてない。
 こんな感じです。学部が違うとまた違いますけどね。




Posted by Yukari at 2017年03月14日 16:45
ご多用の中、早速ご返信いただきありがとうございます。
まさに検討している大学です。
開発学の場合は必然的に挙がる校名かもしれませんが……、それでもここまで詳細にコメントくださったことに感銘しております。ありがとうございます。
各大学に対してイメージができました。
今後は、ガイダンスやHP等も含め再検討していきたいと思います。

真摯なご対応ありがとうございました。
今後も石田さんのブログ楽しみにしております。
Posted by さとう at 2017年03月15日 18:15
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