2016年08月21日

同僚たちに感謝

8月17日:
 フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、8月16日から19日まで、テイク・アクション・キャンプという宿泊研修のようなものを千葉で行っていました。小学校5年生から高校3年生までが対象で、30人ほどが参加してくれました。
キャンプと言ってもテントを張るほうのものではなくて、色々なワークショップやゲスト・スピーカーからの講演などを通して、国内外で起きている様々な問題や状況について学び、同時に自分自身の特技や能力について見つめなおし、その上で興味を持った社会問題に対して自分は何ができるのかの活動計画を立てるものです。
国際的な問題としては貧困や紛争や児童労働などを採りあげますし、国内外両方に共通するトピックとしては児童買春(JKビジネスなどを含む)や障害者関連、あとは国内のいじめ問題なども取り上げます。
職員が全体のとりまとめを担当しますが、FTCJでインターンをしてくれている大学生などが各チームのファシリテイター(先導者?)となって、その大学生たちが主に各チーム向けのワークしょぷなどを行います。
年齢によって意見や経験の幅も変わってくるので、ディスカッションしたりする時のチームは年齢別です。
 そういうわけで、主にキャンプをマネージするのは大学生たちなので、私たち職員はあまり担当してないと言いますか、このキャンプに3泊4日泊まり込んでる職員は二人だけなんですけれど。
私も泊まり込みグミではなく、17日の自分のセッションがある日だけ千葉へ向かいました。天気予報では17日の朝に台風上陸することになってて、電車止まったらどうしようって思ってたのですが、意外と何ともなかったですね。

 私に与えられていた持ち時間は1時間。ちなみに、ゴールデンウィークに行われたテイク・アクション・キャンプの時は45分だったのですが、この障害児共育のセッションが参加者に予想以上に好評だったことから、持ち時間長くなりました!
「障害者になぜ教育が必要なの?」というトピックで行うセッションなのですが。軽く自分がフリー・ザ・チルドレン・ジャパンに関わるようになったきっかけなど自己紹介した後、まずは身近なところから…、手引きの仕方など視覚障害者への簡単なサポート方法を実践してみます。
参加者たちはこの後の予定を知らないのですが、実はこの後「ブラインドランチ」と言って、アイマスクしてお昼を食べるんですね。そういうのがあるので、スープひっくり返したりコップ倒す人が出ないように、食器を一通り用意して、資格障害者が食事する時の工夫…みたいなのも、軽く実演します。
そういうのを紹介したうえで、私たちはこれらの方法を学校で習いました、障害者にとって学校で学ぶのは、学問的知識だけじゃなくて生きるすべなんです…っという話しをしたうえで、じゃあ学校に行けなかったら障害者の人生はどうなってしまうんだろうと、フィリピンの視覚障害者たちの話しへと繋げます。
最後は15分近くのんびり質問コーナーを取り、障害者関連でもフィリピン関連でも何でも質問を受け付けます。いつも、時間内に全員の質問を採りあげられないくらい出ます。

 さてところで。そういう手引きの方法を一通り伝え、時間に余裕があったので、じゃあせっかくだからペアになってこの部屋の中を1周してみましょうってことにしたんですね。
参加者の中にはこのキャンプのリピーターがいて、すでに私のセッションを2回以上聞いてる人たちがいるので、同じことの繰り返しだと飽きるでしょうから、2回目以降の人は今回は手引きされる側の役になってください…と。
そうやって、前に出て来てもらってペアを組み合わせている最中。私が可能なら本当はどういうことをしたいのかを察した同僚やインターンの学生たちが、とくに障害物など何もなかったコース上に、わざとナガ机とナガ机の間を通り抜けなきゃいけないような狭いとこ作ったり。
どこから持ってきたのかすのこみたいなの置いて段差作ったり…。椅子がランダムに置かれた間をジグザグと通り抜けなきゃいけないところ作ったり。ペアを組み合わせているわずか2分弱の間に、即興で障害物競走みたいなコースを仕上げてくれたんです。
そのコースは見事に、段差の時はどうするかとか、狭いところを通り抜ける時はどうするかとか…、先ほど伝えた方法を全て実践しなければいけないようになってました。単なる部屋1周だったはずがとたんに難易度が挙がり、これは盛り上がります。

 それにしても、私は同僚たちに別に何も言ってません。私が何をしたいのか、みんなが察して動いてくれたんです。それも2分以内にコースを作り上げる見事なチームワークで。
その他にも、基本的には1時間の持ち時間、私が自由にセッションを信仰できるようにし、さりげなく代表者が話しの内容に合わせてフィリピンの盲学校の授業風景の写真などたまにパワーポイントで映し出してくれてたり、
手引き実践のペアを組み合わせる時などだけ、すっと職員一人近づいて手伝ってくれたり。それがあまりにも自然で、本当に私が私のままでのびのびできるんです。
FTCJでのフィリピン・スタディーツアーを通して、自分にできることを見つけましたよね?あのスタツアの時、私はここにいていいんだって思えましたよね。そういう雰囲気は、やはり今も続いています、ここは各自の良さや能力見事に引き出して活かして尊重してくれる不思議な雰囲気があります。
見事なチームワークで私のセッションをサポートしてくれた同僚やインターンさんたち…、私の自慢の同僚たちですね。資格障害者が働きやすいNGO、ここにありました。

posted by Yukari at 10:03| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: