2016年01月31日

なんで日本の学者って男性ばかり?

1月28日:

 これも28.29日に行われたアジア比較教育学会の話しの続きです。学会そのものと言うより、休憩時間のちょっとしたエピソードを色々書いていきます。
 普段、あまりジェンダーとか何とか気にしない私ですが、今回、学会の休憩時間にお手洗いに行きたい時に、日本から来てる研究者のほとんどが男性であることに気づきました。
セッションの教室移動の際などに、手引きをしたりなどもっとも一緒に動いてくれたのは博士課程の日本人なんですけれど、まず彼が男性なのでお手洗いに行きたい際には互いに困るわけです。
そこで女性を探すわけですが、日本から来ている先生方は私たちが知ってる人は全員男性。日本人の知り合いで女性って、私にとっては初対面の二人だけでしたからね。今回の学会には西村先生はいらしてません。
 逆にフィリピンでは、肉体労働が男性の仕事で、教員や研究者などは女性が多い仕事なので、フィリピンからの参加者は大部分が女性です。

 さて、お手洗い関連で、もう一つ私たちにとって大爆笑だったエピソード。これ、それぞれの先生方を知らない読者の皆さんに、どこまで伝わるでしょうか?
 1日目の午後、1時から3時までのセッションが終わって、おやつ休憩に入ります。みんな各教室から出て来て、ロビーのような、建物のちょっと広くなってるところに、クッキーやパンやコーヒーやジュースなど置いてあって自由に取る形でした。
これっていわゆる立食パーティーみたいな感じで、研究者たちにとっては、前のセッションで発表していた人や、自分がお近づきになりたい有名な人などのところに行って、名刺交換をする場なんですね。
日本人参加者たちは、せっかくフィリピンにいるのに、日本人同士で挨拶するのが大事なようです。けっきょく多くの人は、国別にかたまってしまっていると言うか。したがって私も、日本人たちが集まっている場所に置かれていました。
このおやつタイムが終わった後、3時半からのセッションが私で、これまたインクルーシブ教育や障害児教育などに興味がある日本人たちは、みんな来るって言うんです。いや知り合いの前で発表したくないですから。しかも私の発表は、フィリピンの未就学障害児を探すのに協力してくださいって最後に言うので、主な対象者はフィリピン人ですからね。
 今回の学会でものすごく不思議だったのは、日本人が発表してる部屋には日本人が多く集まってますし、中国人が発表してる部屋には、その知り合いばっかり集まってるんです。なんで?だったらそれぞれの国でやればいいじゃないですか。
日本にいたら聞けない人の発表を聞きに行くのが国際学会の醍醐味でしょ?私はむしろ、フィリピン人の発表聞きたいんですけれど。まあそれ以外の国は、障害児教育でない限りは興味ないですが。

 さて、話しを戻しましょう。おやつを食べていて、そろそろ3時半なので、発表の教室に移動しなきゃいけない時間になってきたんですね。私は隣にいた日本人の助成に「移動する前に、お手洗いに連れて行ってもらってもいいですか?」と頼みます。
それを近くで聞いてた男の先生が、「俺が連れて行ってやろうか」といつもの調子でわざと言います。他の人なら絶対セクハラ認定の発言や行動も、完全に冗談だと分かってるその大っぴらな感じから、この先生なら許される雰囲気です。初対面の時から、俺の由香理が何だかんだって言ってましたからね。
私を手引きしようとしてたその女性から「先生セクハラです(笑)」と言われ、それでも懲りづに、「なーんだ、俺が中まで丁寧に案内してやるのに…」、分かった分かった私たちは行きますよ。
と?私たちが人ごみから抜けようとした時、もう一人の男の先生が、「あ、行きますか?僕も行きますよ」と、私たちに付いてこようとしたんですね。
ちなみにこの先生は、冗談など言う人ではなくて、真面目なキャラです。絶対、私たちとさっきの先生とのやりとりは聞いてなくて(たぶん他の人とそれまでしゃべってて)、私と女性が3時半からの発表に向かうんだと思ったのです。それで、私の発表聞くために、置いて行かれまいとしたんですね。
それにしても、さっきのやりとりの後なのであまりにもタイミングがよさすぎる!!「先生…、それちょっと…困ります」と女性のほうが言って、「私たちの行き先お手洗いですよ」と私。
「あ、え?え?…えっと」真剣に焦ってる先生をしり目に、私たち二人は爆笑しながら人ごみを出ます。いやー「僕も行きますよ」のタイミングがよすぎて面白いです、行き先が女子トイレだと分かってたら絶対そんなこと言わないキャラの人ですからね。私たちがこうしてからかってる先生も日本の教育開発ではすごい偉い人です。
posted by Yukari at 04:09| Comment(0) | 日記
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