2017年04月12日

マニラ盲人教会での礼拝(動画付き)

3月26日:
マニラ盲人教会の礼拝にお邪魔しました。映像は礼拝中に後方からこっそり撮ったものなので画像はたんに人々の後ろ姿だったりすると思いますがこの音声をお伝えしたいのです。
けっしていい楽器を使っていない、歌が特別うまいわけでもマイクの音質がいいわけでもない、でも背景を知ってるわたしとしてはこの教会でのバンド演奏にどんなプロより心を動かされます。フィリピンの視覚障害者に人生かけると、気持ちを新たにする場所なんです。
 この教会に集まる人のほとんどが、視覚障害を理由に家族から見放された人たちです。唯一味方して面倒を見てくれていたお母さんが亡くなった、目が見えなくなったら幼子3人残してご主人に逃げられた、一家の大黒柱だったのに失明して働けなくなったら子供達に捨てられた…
彼らのバックグラウンドは様々ですが、裏切りと存在否定に傷ついて、まったく笑顔が出ない人もいます。

 そんな視覚障害者たちの社会参加に人生をかける視覚障害者たちがいます。大学まで出て職についている一部の人たちが自身も最低限の生活だけをしながら稼ぎを教会に集まる人たちの食費にまわし、ボランティアで歌や楽器演奏の指導をします。
能力がないんじゃない、ほら礼拝にて演奏だってできる、みんながあなたのリードを必要としてる、声に出して歌って見ていい、みんな受け入れてくれる。これは自信回復プログラムなんです。
 礼拝に出席するうちに最初はまったく笑わなかった人に笑顔が戻ったり、挙動不審で自分は世の中の邪魔者だと思ってた人が半年後にはバンドのパートマスターになってたりします。
私が学生時代、同じく自信回復プログラムとして折り紙を教えていたのがここです。

私が初心に帰る場所、いつも突然現れる外国人の私を、暖かく受け入れてくれてありがとう。ここで世話役を続ける視覚障害者たちの生き様を、私も少しでも見習っていきます。
※ 動画はこちらからご覧いただけます。私のフェイスブックページの3月26日の投稿です。
https://www.facebook.com/yukari.ishida.75457
posted by Yukari at 16:15| Comment(0) | 日記

さすがフィリピンと思わされたエピソード

3月25日:
聞いてください、さすがフィリピンと思わされたエピソードの数々!ステイしている家からパートナー先であるフィリピン国立盲学校まで距離としては18キロくらいしかないんですけれど、交通アクセスがよくないのでスムーズに行っても片道1時間半はかかるんです。
まずは家から気温35度の中を10分歩いて、そこから駅に向かうジープニーと呼ばれる乗り合いジープに乗るのですが、なんと途中でジープニー壊れて動かなくなる!!
まあね、これくらいじゃまだ驚きません、こんなのときどき起きるんです。道路の真ん中で降ろされて、近くにいたジープニーにお客さんみんな乗り換えます。もう1度運賃払わなきゃいけないのかなって思ったのですが、駅まであともうちょっとだったのと運転手さん同士で状況を話してくれたのか乗り換えた先のジープニーの運転手さんは運賃をとりませんでした、優しい!

 最寄駅み到着。ここから電車に乗るのですが、普段なら4分間隔くらいで来る電車が10分くらい待っても来なくて、基本的に各駅しかないのに、ようやく来た電車は私たちが待ってる駅を通過!
「え、なんでだろ?」と言ったら隣のガイドが、「たぶんこの先どこかの駅がものすごく混んでるんじゃないかな」と。
まあフィリピンにて駅員さんと運転手さんがそこまで緊密にコミュニケーション取ってるとは思えないのでたぶん何かのミスなのですが、電車が停止線を数メートル行き過ぎただけでニュースになってしまう日本とは違ってフィリピンは寛大です。
 さて待つこと15分、次の電車は無事止まってくれました。車内はかなり混んでたのですが、わたしが座席前のつり革を持ってたら、誰かが無言で立ち上がって、わたしの腕を持って自身が座ってた隙間に引っ引っ張り込んでくれました、ありがとう。
ちなみにフィリピンの乗り物は座席に一人分のスペースが決まってるわけではなく、その隙間に入るだけ何人でも座ります!
 電車の冷房で快適なのもつかの間、2駅行ったところで今度は電車が動かなくなるの巻き!!駅に停車したまま10分以上動かなくて、車内放送による説明なんてしばらく行われないのが普通です!わたしはといえば、これ面白いから日本のみなさんに報告しなきゃいけないと思って、思わずフィリピン人たちが何分説明なしに寛大に待つか測りましたよ^_^
 25分待ったところで電車が壊れたから運転を見合わせるとの放送。南へ向かう路線はこれしかないので諦めてバスを使うことになります。払い戻しを希望する人で精算機はごったがい!するとなんと!今度は精算機が壊れたぁ!!
 いやぁ私たちコントの中にいるのかな?けっきょく払い戻ししてもらえず外へ。

 バスに乗るときわたしの杖を見て、運転手さんが中からたくましい手で引っ張り上げてくれました。この人たちお客さん乗せる時ちゃんと停車しないので、バスは観覧車みたいに若干動いてるんですよ。
それにしても今わたし、バスの階段3段文くらい宙に浮いたぞ!手荒いよぉお兄さん!とりあえず、引っ張り上げてくれてありがと!!
さてバスはとにかく壊れなかった、電車で行くはずだった終着駅で降りて、最後の盲学校の前を通るジープニーに乗り換えます。これまた私たちが乗るときもあまり長くは停車しててくれないのですが、わたしを見た路上で物売ってるおばちゃんが運転手さんに、
「ハンサムなお兄さん、目の見えない子どもが乗るからちょっと待っててあげてよぉ」って声かけてくれました。今子どもって言ったな?とにかく、ありがとう!
 タガログ語ちょっとでもわかるようになると、こういう周囲の優しさに気づけるようになります。いろんな意味でさすが途上国と実感する一方で、それを笑い飛ばす彼らの器の大きさと優しさ、そして思わず時計を見る自分の小ささを知ります。
今日もたくさん優しさに触れていいことあった、ありがとうハート
posted by Yukari at 16:07| Comment(0) | 日記

フィリピン出張

3月24日:
 またブログ更新が滞っていてごめんなさい。まとめて更新になりますが、3月24日から4月5日までフィリピンに出張に行っていました。まずはその初日の話しから。

夜中の飛行機にて早朝フィリピンに到着!ちなみに朝5時から28度、本日最高気温は37度です!フィリピンは3月から4月がもっとも暑い季節、いわゆる乾季でほとんど雨が降らない季節です。
気温差に体が慣れるまでは動けないから、移動以外には予定ない今日はホームステイ先の自分の部屋のベッドにて扇風機つけて半袖ワンピース1枚で伸びてます!!

ってか問題発生!わたし前回のフィリピン渡航前もフィリピンで使う携帯の充電器見つからないと直前まで騒ぎましたが、今回はですね、フィリピンの自分の銀行口座の通帳がけっきょく見つからなくて、持たないまま来ちゃったから、滞在2週間ほどあるのに個人のお金一万二千円くらいしか持ってないんですよ!!
ちなみにマイナンバーの通知書をレシートと間違えて捨てちゃったこともありましたからね!通常運転です!

さて夕食のいいにおいが。去年度フィリピン駐在職員として働いていた時ホームステイしていた家に宿泊させてもらってます。
フィリピンにいる時だけ広くて快適な部屋が与えられ、朝から食卓に着くだけで焼きたてパンとコーヒーとスープとオムレツ出るような、お皿洗いも掃除も全部この家のお手伝いさんにやってもらえて、ホストファザーがおいしいデザート買ってきてくれるような、お嬢様になれるんですよぉ!!

posted by Yukari at 15:56| Comment(0) | 日記