2016年10月02日

モンゴル出張(後半)

9月19日から24日:
※ 前の記事の続きです。

 さて、お仕事はお仕事でちゃんとやってるのですが、その他のちょっとほのぼのエピソードをお届けします。
調査の際、8人乗りの車に、モンゴル人のドライバーさんと通訳の方、外務省の本省職員と大使館から二人、そして私たち3人で回っているのです(モンゴルは校長先生でさえ英語が通じません、むしろ日本語を理解する人のほうがまだ多いです)。
 1日に何時間も車移動してると、次第に打ち解けて色々話すようになります。そんな中、本省の職員や大使館の方々に、「FTCJのフィリピン資格障害者教育支援事業でクラウド・ファンディングを行うのですが、どういうタイトルなら寄付しようって思ってもらえますか?」と意見を募集し始める私!
そうやって半共生的に意見を募集して、何か言ってもらったうえで「分かりました、じゃあそういう感じのタイトルにしますので、お金貯めといてくださいね!!100万円くらいでいいですから(笑)」
「いや、でも、身の丈に合った金額っていうのがありますから」と返した職員に、「自分が思ってるゴールより少し上を目指してみるのも大事だと思うんです」と謎の返しをする私!

 さらに次。これはもうずいぶん打ち解けた調査三日目。車で片道5時間くらいかかる地方に日帰り調査で、途中草原で休憩するのですが。草原で用を足すというのも体験しました。
モンゴルのバッタって、飛ぶ時に音がするので、私でも捕まえられそうなんです。実際1匹手づかみして、それを「いりますか?」って、外務省の女性職員に渡そうとする私。
しかし優秀な彼女は、この時すでに石田のかわしかたを心得てます。「じゃあ、写真撮ってあげますよ、バッタと一緒に」と、撮影側にスムーズに逃げてバッタ受け取りを拒否。

 まあ他にも、私やうちの団体職員にとっては当たり前のことなのですが、屋根の修繕をした学校があって、その修繕箇所をチェックするため、ハシゴで屋根に上った時は、大使館職員などから心配そうな目で見られました。
盲学校には普通にハシゴがあるんですけど…。ちなみにスカートでしたけど何か?大丈夫です、寒いですからタイツ履いてます。
 あ、言い忘れましたが、その週のモンゴルの気温は、日本で言う11月終わりか3月半ばくらいです。日中は20度近くまで上がりますが、夜や早朝は8度くらいまで下がります。

 帰国前日に1時間だけお土産買う時間があって、家庭教師先の姉妹にゲル(遊牧民のテント)の形のアクセサリーケースやチョコレート、そして自分はカシミアのストールを6000園ほどでゲットして満足です!
その他はお仕事関連なのであまり書けませんが、調査や現地職員とのやりとりを通じて、本当に色々勉強させていただきました。

posted by Yukari at 23:17| Comment(0) | 日記

モンゴル出張(前半)

9月19日から24日:
 お久しぶりです、ブログ更新してなさすぎですよね私、ごめんなさい。
いやぁもう信じられないくらい忙しいです、岩手出張から二日後のモンゴル出張、1日休みで26日から始まった1週間、私午後10時より早く帰宅できた日1日しかなかったですから。体力持たなくて死んでしまう…。
そのモンゴル出張も、朝9時にホテルのロビー集合で出発して、毎日聞き取り調査して、調査が終わるのって午後7時近くて、それから外でご飯食べるから、ホテルに帰るのは毎日午後9時を過ぎてて…、
もうそうなったらシャワー浴びて寝るのが精いっぱいで、他の仕事なんて何にも進まなかったです。知らない国でひたすら移動して調査してたら思ってる以上に疲れてますからね。

 今回のモンゴル出張は障害者関連ではありません。各国の日本大使館が「草の根人間の安全保障無償資金協力」と言って、1000万円ほどの資金援助を現地の団体に行っているのですが、そのプログラムのフォロアップ調査です。
この草の根は、建設事業(と言っても1000万円で建物は立たないので修繕が主)に使われることが多いのですが、そもそも現地団体は草の根の資金協力についてどこで知ったか、申請手続きはやりやすかったか、大使館は適切に対応してくれたか、その後修繕した箇所に問題はないか…などを聞いて回るんです。
これは外務省の日本側の職員と、現地の大使館職員、そして事業の「見えるか」のため、どこかNGOが同行します。今年はモンゴルとセルビアでフォロアップ調査を行っているのですが、そのモンゴルに、FTCJから3人同行させていただいたのです。
9箇所の学校や幼稚園や病院などを聞き取りに回ったのですが、案件の内4つの聞き取りを私、4つを先輩職員、もう一つをうちの代表が担当します。そして帰国後現在、締切に追われつつ絶賛報告書執筆中です。
あ、ちなみにモンゴル行く前は、事業評価の方法や日本の対モンゴル援助政策、モンゴルの開発計画、各案件内容の読み込み…など、大学院時代を思い出すような素晴らしい勉強量でしたからね私たち。
一応、外務省さんにこの団体大丈夫かって思われないように頑張ってます。

 ところで行きの成田空港にて。モンゴルから日本に来てるという全盲の留学生に会ったんです!日本からモンゴルに行く視覚障害者なんて年間数人しかいないでしょうに、たまたま同じ日の同じ便に盲人二人乗り合わせた奇跡!
だから空港職員にも、搭乗手続きをしている辺りから、「本日もう一人白杖お持ちの方いらっしゃるのですが、お友達ですか?」とかってお互い聞かれてて、だからまったくの初対面だったのですがもう一人いるらしい視覚障害者が互いに気になってました。
搭乗口の前で、相手の手引きをしてた方に声かけられて、そこで色々話して仲よくなりました。モンゴルは障害者の幼児教育が整ってないから、日本から特別支援学校の幼稚部の先生連れて行く、その通訳だそうです。
 モンゴル滞在中はこっちが忙しすぎて自由時間なんてないので、もう会うことはなかったのですが。
 モンゴルの首都、ウランバートルを歩いていると、ちゃんと大きな道路には歩道がありますし、道もフィリピンに比べれば平らに整備されてます。大きな道路沿いの歩道には点字ブロックまであって、フィリピンと比較すれば色々設備が整ってるように見えます。
しかもこの点字ブロックは、先進国が敷設したとかじゃなくて、ウランバートル市の政府のほうで敷設してくれたみたいですし。フィリピンで唯一点字ブロックがあるのは、JICAさんが作った鉄道の駅だけ、あとはほぼありません。
※ 後半に続きます。
posted by Yukari at 22:57| Comment(4) | 日記