2016年09月08日

めぐり合わせと繋がりの大切さ

9月5日:

 ものすごいニュースがあるんです。本当に信じられないようなことって起きるんです、いい意味で。
 4月からフィリピン視覚障害者教育支援事業のプロジェクト・マネージャーとして担当し、フィリピン国立盲学校内に11年生・12年生向けの寮を建設すべく資金集めをしているわけですが。
事業に必要な金額は少なく見積もっても全体で1900万円、これをできれば来年末くらいまでに集めて、3年以内に寮を建設し設備を整えたい…、そう思いながらもあまりに道が遠いと正直思ってました。
だって私が4月から今までで集められた金額が5万3000円ですからね。世の中厳しいです。着任する前に企業さんからいただいていた唯一の所持金80万円を、交通費や人件費に着々と使い果たし、このままでは10月中旬で資金が尽きて、私の雇用も終了化も知れない…と本当になりかけてました。

 日曜日、団体に届いた信じられないメール。私宛で、障害事業に個人で1000万円寄付します、と。
いや、ちょっと、失礼な話なのですが、金額が大きすぎて職員誰も信じて無かったんです。なにかの間違いじゃないか、一桁書き間違えたんじゃないか…などなど。これまでにも遺産を寄付するとか、親戚に芸能人がいるとか、おいしい話しは幾つかあって、でも実現されたものは一つもないそうです。
ちなみにこのメールは、団体の代表アドレスに届いていたので、上の人達しか見て無くて、私のところには届いていませんでした。
 月曜日に出勤して、先輩が事務局長に「昨日すごいメールが届いてましたよね」と言います。私が「何ですか?」と聞いたところ、上記の話しを聞いて。
早速私のところに転送してもらったメールを熟読。「9月5日に着金って書いてますよ、これもう来てるかも」!!半信半疑で、事務局長が銀行に記帳しに行って。
帰ってきた彼女はみんなに「本当だったよ、1の後ろに0が7こ付いてるぅー」
みんなそんな桁数の振込見たことないので、0が7こついてるのを見たいがために、通帳は私以外全員の手を回ったのでした。
 何ていうか、どう反応していいか分からなくてみんなテンションと噛みあいません。100万円なら即座に「やったぁー」なんでしょうけれど、1000万円だと「え?」って頭が理解できる桁数超えてて、何か反応できないんです。

 この日の夜、ご寄附をくださった方に私から電話でご連絡したのですが。個人が特定されないように簡単に言うと、この方のお母様などが点訳ボランティアさんで、私と昔1度会ったことがある方々だったんです。世界は狭い!
障害事業や資金集めをしていることを知っていただいたきっかけが、団体発信ではなく、このブログだったらしく…。
 1000万円ご寄附をいただいたと言うと、どんな裏の手を使ったんだ、どんなコネが…などと詮索したい人もいるのですが、ここに書いたことが全てです。公表できないような手などはまったく使ってません。

 同日、団体の代表者がフェイスブックに投稿していたのを読んだお二人から1万円ずつご寄附をいただき、目標金額達成まであと898万円となりました。とたんに現実的な金額でしょ?
同時にこれで、私の失職の心配は完全になくなりましたし、障害事業を開始できることは確定しました。

 それにしても、人とのめぐり合わせや繋がりって大切だなと、最近の活動を通して本当に感じています。昔出会った人、どこかで挨拶した人、何となく面識ある人…、そういう人たちがいざと言う時、助けてくれる一人かも知れないと。
前回の、夜中にゴキブリ回収しに来てくれた先輩のご主人も、そんなに複数回会ったことがあるわけでもない、ここ5年以上会っていない方だったのに来てくれましたし。
今は立場有る人になっている80代の方が以前私に、80年以上生きて一つ言えることは、誠実に取り組んでいればかならず理解者や支援者が現れること…と教えてくださったことがあります。本当に、そのとおりだなと思います。
posted by Yukari at 13:54| Comment(0) | 日記