2016年05月03日

自分の身の守り方

5月3日:

 最近とにかく運がないと言いますか、悪いことは重なる物で何やってもうまくは行かないですし、下手に動けば動くほど悪いことが、もうちょっとでさらに運の悪いエピソードを重ねてしまうところだった…という話しをしたいと思います、まあ端的に言えば路上で痴漢に遭いかけたっていう話しなんですけれど。
どなたか厄払いで有名なところとかご存知ないですか?本当に、1度厄払いか何かやったほうがいいんじゃないかって思ってきました私。助成金受からない、熊本地震以降海外支援の寄付金は集まらない、今までに3度部屋探しして今回が1番視覚障害者断られて本当に物件見つからない、ようやく決めたところはかなり不本意な結果…などなど、悪いことは重なりますから。

 さて今日は出かけており、夜の8時ごろ、最寄駅から居候させてくれている友達の家へと帰り道を歩いてました。駅からアパートまではだいたい歩いて12分くらいかかるんですけれど。
最初は線路沿いの道をしばらく歩くのですが、ここは車通りもそれなりにありますし、駅から最初5分くらいは歩道を同じ方向へと向かう人も沢山います。
途中から私のすぐ後ろを歩いてくる人がいたのですが、まあ駅の近くならそういうことが普通なので気にもしていませんでした。歩道と道路はガードレールみたいなもので仕切られていて、その切れ目でしか道路を横断することはできません。
 駅から5分くらいあるいたところで道路を横断できるポイントがあり、ここでかなりの人が歩道から外れて道路へと出て行くのですが、その人は相変わらず私のすぐ後ろを歩いてきていて。さらに、それまでは歩道は二人がすれ違うのがやっとなくらい狭いのですが、この辺りから歩道が少し広くなります。でもその人は私を抜かして行くでもなく、横に並んだり後ろになったりしながらすぐ近くを付いてくるんです。
 私にはこういう人に苦い経験が有るので、この辺りから警戒し始めます、嫌な予感がします。試しに少し歩く速度を緩めてみると、それでもその人は先へ行くでもなくむこうも速度を緩め、やはり私の後ろを付いてくるんです。やっぱり怪しい気がする、もう気のせいじゃない気がします。

 その人がときどき横に並ぶ時、ちら、ちらっと相手の顔を見るふりする私。付いてこられてることには気づいてますよ、警戒してますよというのはアピールするためです。だいたい痴漢対象者に私などを選ぶイコール顔を覚えられないから逃げられるって思ってますからね。
ちょっとでも視力があるふりをすれば、相手が諦めてくれることがけっこうあります。今日は風が強かったですよね。その人がコンビニに寄ったみたいなビニール袋を持ってて、そのビニール袋が風に煽られる音で、幸い相手の居場所はものすごくよく分かるのです。風がなかったら気づかなかったかも知れないです。
ただし私に顔を見られても諦めてはくれません、付いてきます。5年前の経験から予想がつきます、私が人通りの少ない道に入るまでこの人は待つはずです、そして立ち止まった時が狙われる時です。
 この時私の頭に三つの選択肢が浮かびます。一つは、この人が横に並んで歩いてる時にあえて「お先にどうぞ」などと声をかけることです。そうすれば後ろを付いて来づらくなりますからね。むしろ「なんでずっと一緒に来るんですか?」と聞きたいところですが。
二つ目の選択しは…、正直頭に浮かんだのは、襲われたら戦うという選択肢です(笑)!後ろから抱き着かれたら、上に向かって後ろへ蹴り上げればいいんでしょ?みたいな。5年前は完全に不意を突かれた私ですが、今回は相手が来そうなタイミングが分かってますから。まあでも、サイズ的に腕力で勝てないでしょう。
けっきょく三つ目に頭に浮かんだ方法を使うことになるんですけれど。

  線路沿いの歩道を進み、次にガードレールが切れるところで私もこの道路を横断します。
 そして。私が歩道から道路に出て横断すると、まさにすぐ後ろをその人も横断してきます。もう間違いない、絶対怪しい。
このまま道路沿いを進み、2本目の路地を左に入るのですが、路地に入ると住宅地で人通りが減ります。そろそろ後ろの人が行動に移る可能性がありますね。私は路地に入る少し手前から携帯を取り出します。
 以下は視覚障害とか関係なく女性人が自分の身を守るのに有効な方法なのでお伝えしたいです、私がときどき使う手なんですけれど「電話してるふり」です。
実際には誰にもかけてないんですけれど、まるで誰かとしゃべってるかのように、携帯に向かって一人で会話しながら歩きます。この時「何か買って帰る?」とか、「うん分かった、じゃあ帰ってから一緒にやろう」などと、家には人がいるぞ、自分は一人暮らしじゃないぞと相手に思わせる発言をするのがポイントです。
さすがに痴漢したい人たちは、電話で誰かとしゃべってる最中の人を襲うことはないようです。私が左折して路地に入った時、後ろの人はやはりそのまま路地へと付いてきました。だからずっと電話でしゃべってるふりをしながら歩き続けます、動きも会話も止まってはいけません。
 最後に右へ曲がるのですが、右折してからは後ろの人はもう付いてきていないようでした。たぶん、いつまでたっても電話が終わりそうにないので諦めてくれたのではないでしょうか。
でもここでやめたらまだ近くにいるかも知れないので、念のためアパートの階段上がってドアの鍵開ける直前まで、携帯に一人でしゃべりながら歩いて帰ってきました。鍵開けてる瞬間だけ、後ろから来られて一緒に押し入られないかと若干ドキドキしてましたけど。
 万が一近くから、私がどの部屋に入ったかまで見られていたとしても、私はここにずっと住むわけじゃなくて一時的な滞在ですから。そしてたぶん盲人狙いなので、代わりに同居人の友だちが狙われることはないと思います。

 ところで、5年前の苦い経験とは。大學2年の3月ですが。当時も駅から15分くらい離れたところに住んでいて、最初5分は人通りがあるのですが、住宅地に入ってからの残り10分は人通りが減るのです。
住宅地に入ったところから同じルートを来る人がいることには気づいてて、交差点6個以上行ってもまだ同じ道を来るので、珍しいなぁ、こんなに奥の方まで来る人もいるんだなぁと思ってました。
当時まだ痴漢に遭ったことがなく疑うことも知らず、そのまま自分が住んでたアパートの階段の下に来て、階段を上るため、左手に持ってた買い物袋を右手に持ちかえようと立ち止まった時。
突然後ろから抱き着かれ左手で口を押えられ。それでもそんな経験がなかったので、誰か知り合い加奈、驚かせようとしたのかな…とか思ってたんです、まだその状況下で。
左手で口抑えたまま、右手で大急ぎに胸揉まれた時、やっと自分の身に何が起きたのかを認識しました。なるほど、これが痴漢という物かと。
幸い、完全には口を抑えきれていなくて、若干声が外に漏れそうなほどの隙間はあったのです。声を出されそうだと分かると、その人は手を離して、元来た道を走って逃げて行きました、茫然と見送ることしかできなかったですけれど。
たった10秒ほどの出来事ですが、その後1週間、家を覚えられたに違いないと怖すぎて外に出られなくなるには十分でした。

 それからというもの、不自然に後ろを付いてくる人には早めに気づくようになりましたし、怪しいなと思った時は今日のように「電話してるふり」を使うようにしています。私の頭に「戦う」という対応策が浮かぶのも5年前の仕返ししたいなと!
ってか、なめてんじゃねぇー!!これでも日本より治安悪いフィリピンで生き延びてる私だぞ!!いつか蹴り上げてやる、覚悟しててください!!
posted by Yukari at 22:56| Comment(0) | 日記