2016年03月06日

論文を1本書き終えて

3月6日:
 今日がICANの職員としてフィリピンに滞在する最終日、明日には日本へ帰国します。と言っても…、何か日本事務局があるところに1番近い空港に着陸しなければいけないらしく、私の目的地東京なのに、まず到着するのは名古屋。そのまま名古屋駅へ移動し、新幹線で東京へ向かうのですが。
怖いのが、名古屋行の飛行機が午後しかなくて、到着したらもう午後7時なんですね。空港出たら8時、名古屋駅9時、最終新幹線が10時。もし飛行機が1時間遅れたら…、私は明日中に東京へ帰る手段を失います。
って言うか、明日の朝、家を出るの朝の9時なんですけど、なんで東京の滞在先ついたら夜中の12時あるいは翌日なんですか?どんだけ遠いのフィリピン、飛行機で4時間のはずなのに。切実に、成田でもいいから関東地方に着陸したいです。
乗り換えも何も分かって無い、フィリピンより土地勘がない名古屋の地で、最終新幹線乗り遅れてから夜中にホテル探すのはいやだー。どうか遅れませんように、飛行機、どうか早めに飛んでください。

 さて、有給休暇をいただいて…、まあ何だかんだ在宅勤務でしたけど、それでも普段よりは論文執筆に集中させてもらえましたし、何しろ出勤時間など気にせずに自分のペースで執筆進められますし。
いやー修論レベルではないピンチでした、何しろ3分の1くらいしかできあがってない論文を、5日間ほどで書き上げようっていうんですから…、量としては修論の半分くらいですけどね。
エナジードリンクとコーヒーの飲み過ぎで基本的にずっと気分悪いですし、そういうドリンクでお腹だけはいっぱいでご飯ほとんどいらないですし、そして出来る限り少なくしたい睡眠時間…、浪人時代などとは違ってもう徹夜はできませんが…。
朝方4時までやって、7時に起きる…、昼間1時間仮眠…みたいな。

 最初の頃、論文執筆進まなくて進まなくて、気持ちだけ焦ります。メイン論文をなぜか任されてるプレッシャー…、もし締切までに私が書けなかったら、出版どうなるんだろ?と。
 念のため言っておきますが、そもそも私、この学術本執筆の中に加わりたいとか、自分が中心的な論文書くとかは、そんな恐れ多いこと自分から言ったことは1度もありません。
最初4月ごろ、助成金が取れたから、インクルーシブ教育に関する本を出版するから、執筆チームに加わりたい人は返信くださいみたいな一斉送信が流れた時、私は締切までに返信しなかったんです。本に論文が載るのは博士号持ってる先生方で、自分には関係ない、早すぎるって思ってました。
6月に、取りまとめをしていらっしゃる先生にお会いした際に、「先生方だけでなく皆さんぜひってあのメールに書いたのは、石田さんへの隠しメッセージだったのに、なんで名乗り出てくれないの?」みたいに言われて。「え?私対象者だったんですか?」と初めて知り。
それで、あれよあれよという間に執筆チームに加えられ、その時は自分の修論の改定バージョンを載せる…はずだった。で、12月にまたその先生にお会いした時、修論の改定バージョンの他に、メイン論文を私が書くことになってた…、あれ?あれ?あれれ?なぜこうなった?…ってまま、今に至ります。

 これたぶん、今まさに博士号取って走り始めた研究者…とかだったら、願ってもないチャンスなんだと思います、でも修士号取っただけの、学術本初めての私には、荷が重すぎる単なる恐怖です。
だって私、大学生を終えたのがつい2年前ですよ?その時初めて論文書いたんですよ?まだ名誉とか実績とかそんなの本当に求めてない、そういうのがほしいと思う準備さえできてない。今からでもメイン論文書きたい人に喜んで譲ります、ってか私をそこから外してほしい…、代わりに書きませんかって実際にチームの他の人に聞きましたからね。

 月曜日くらいから、私の表情がせっぱつまった時のこわばったものに変わって行ったのを自分でも感じてました。たぶんこの顔は人生で4回目、浪人時代の最後3カ月、大学の卒論の最後1週間、修論のデータ消えてからの1カ月、そして今週です。
私がもう、他人に気を配れなくなる、必死な瞬間ですね。うちの家のお手伝いさんなども、一切部屋に来なくなりましたから…、それくらいただ事ではないオーラを出すんだと思います。
 で、夜中ときどきちょっと休憩する時、もうそういう時って学問的なことを考えすぎて頭おかしくなってて、とことんくだらない動画見たり、突然変な行動しだしたりする…、これ、私が論文書いてる時によくある現象なんですね。
大学院時代も、期末論文の合間には突然セイラームーンとかうる星やつらの動画見始めたり、夜中誰も見て無いのに部屋で一人で物まね始めたり、…とりあえず頭おかしくなってることがあります。

 あれは火曜日の夜くらいだったでしょうか、ふー、一瞬休憩。何しようかな、ちょっと遊び相手、部屋の外にいるであろううちの子猫でも捕まえてくるか…、そう思って部屋から出てウロウロ…いないぞ、どこ行った?こういう時に限って寄ってこない。
ち、面白く無いな…そう思って部屋に戻って再び論文に集中し始めたころ、何課ふくらはぎ辺りに毛みたいな物が当たったような気が下…、何打?気にせず論文、何かまた当たった…、椅子の下を見たら…、「あら、ミンここにいるの?」。
いつの間に私の部屋に入ってきてたのかは知りませんが、子猫さん椅子の下。でもおかしいな…、普段なら遠慮なく膝に飛び乗ってくるのですが…、猫でさえこれは邪魔しない方がいいと椅子の下でおとなしく待ってたくらい、私が近づけないオーラを発していると思われます。
「ちょうどいい、ちょっと付き合って」…、突然子猫を抱き上げる私。そのまま、論文でおかしくなった頭で一人、子猫抱いて部屋の中で踊ってましたからね、時間は午前2時…、完全におかしいです。
夜中に一人踊ってるだけでも十分狂気ですが、なぜ手に子猫持ってる?子猫も、私の動きが停まると、思い出したようにしっぽ振って一応喜んでる表現をするのですが…、何課それが、
「うわ、何かこの人絶対おかしいぞ今日…、変なのに捕まった…、ととと、とりあえずしっぽ振っとけ、うん、喜んでます、遊んでもらえてとっても嬉しい…、嬉しいから早く離してほしいなぁ」っていう、子猫が1歩引いてる雰囲気が何とも。
 まあ何だかんだで、とにかくメイン論文は締切に間に合ってできあがりそうですから。取りまとめの先生に、3月11日までだと2本は無理だから、1本だけでいいですかって言ったら、締切を15日に伸ばしてあげるから2本書いてって言われました…、鬼!
なんで、解放されたいもん、明日から日本ですよ?もういいですって、インクルーシブ教育お腹いっぱい、インクルーシブなんていう言葉、論文終わったら今後1カ月は見たくもないです。
posted by Yukari at 18:57| Comment(0) | 日記