2016年02月10日

人との出会いの大切さ

2月10日:

 去年の今頃でしたっけ、私たちの本の西村先生が執筆なさったパートが、中学入試に出題されて、掲載の許可を求めるお手紙をいただいて。そういう連絡が来ましたよっていうお知らせだけを受けた私は、てっきり自分の執筆カ所だと思い、
私の文章でさえなんと国語の試験問題になったぞって、高校時代の国語の先生に言わなきゃ…って思ってたら、西村先生から「残念ながら、使用されたのは私の執筆カ所です(笑)」って言われて拍子抜けしたこと!
 ところがですね、今年はついに、今度こそ私が執筆した部分が入試問題として使用されたのです!去年のこと覚えてる西村先生が、1年早く使用された余裕で、何だか、ついに石田さんの執筆カ所ですよ(笑)的なメール来ましたけどね。
 私の文章「国語」でいいのか…、日本の将来も心配になってきた(笑)。盲学校の国語の先生方は大いに異議を申し立てたいでしょう。ほら、もうこの時点で日本語間違ってる気がする…。

 最近、フェイスブックのグループで「石田ゼミ」というものができあがりつつあります。グループに入ってるのは、私以外はフィリピンに留学中の日本人大学生たちです。
 ICANでインターンをしている大学生が、もうすぐ留学期間を終了して帰国するんですけれど、とっても面倒見のいい頼れる先輩なので、後輩たちを沢山引き連れてるんですね。そんな彼女の後輩や同級生たちが、次第に私のところに回ってきたのです。
何と言うか、彼女のほうで対応できる相談事や情報提供は彼女の段階で行い、そこで対応しきれない案件が私のところに回ってきて、さらに私では情報不足などで対応できない場合、私からさらにもっと年配の人たちやフィリピン人たちに紹介する…みたいなシステムが自然とできあがりました。

2.3年生に関しては、フィリピンでやりたいことや興味、本人のスキルなどを聞いて、そういう人材を探しているNGOや団体などにインターンとして紹介してマッチングさせたり。日本の団体だけじゃなくて、私が知ってる限りフィリピン人たちに連絡取って、なるべくフィリピン人がやってる現地のNGOに送り込んでます。
4年生に関しては、各自の論文テーマに詳しそうな人を紹介したり、調査法やインタビュー・クエッションの作り方、どういう文献をフィリピンで確保しておくべきかなど、フェイスブックで送られてくるメッセージに返信したり。
ICUとは違い、一部の大学では博士論文しか閲覧できないらしくて、学士論文のイメージがつかめないから卒論見せろと催促されて…。えっと、修論は人に見せられるレベルなのですが、卒論のほうは今見るとつっこみどころ満載なので、見せるの恥ずかしい部分を削除したうえで、一部だけ公開するという約束になってます。
 大学で習ってない論文の書き方を相談できる…と、私のところに4年生集まってきますが…、実質、西村ゼミで習ったことに、サセックスで学んだことをちょっと付け加えて、そのまま横流ししてるだけです。そろそろ西村先生に著作権の許諾申請書送った方がいいかも知れません(笑)

 気を使ってくれてるのか、由香理さんお忙しいのにすごい面倒見いい、優しいっていうことになってて、大学生たち持ち上げてくれるんですけれど…、まあ、あれですね、小者はこうして「必要とされてる感」に安心して対だけですね。
本当に偉い人たちは、わざわざ自分の業績を他人に公開したり、自分はこういう知識をシェアできますよって一生懸命アピールしたりしないんですよ。

 今までも思っていたことですが、必要なタイミングで必要な人と出会えるかどうか、自分がやりたいことの可能性を広げてくれたり、その能力をうまく伸ばしてくれる人に出会えるかどうかって、人生の幅や可能性をものすごく左右するような気がしています。
私はきっと、人との出会いにはものすごく恵まれている方で。高校時代に恩師や点訳ボランティアの方々と出会えたこと、大学1年でフィリピンの人達と出会えたこと、留学の奨学金やその関係者に出会えたこと。
フィリピン留学中に、こっちの視覚障害の権力者たちに出会えたこと、日本の障害者雑誌に連載記事を書くという機会をいただいたこと。その記事連載を機に、私のやりたいことを応援してくれる人が増えて。さらに人から人へと紹介していただいて、ここ2年くらいで一気に広がった世界。
自分自身で作り上げた出会いって少なくて、ほとんどは人に紹介していただいた、そういう場を設けていただいた結果得た者です。贅沢すぎるほど、自分にはもったいないほど、可能性を広げるための出会いの機会をいただいていて。

 だから、後輩たちに、各自の可能性を広げるための出会いの場提供は、出し惜しみしないって思ってます。みんなそれぞれに能力持っててやりたいことややる気があって。それが表に出て輝いてるかどうかは、需要と供給がうまく出会えたかどうか、うまいタイミングでチャンスを掴んだかどうかの違いだけな気がするんです。
posted by Yukari at 18:02| Comment(0) | 日記