2015年11月18日

拾われた子猫ちゃん

11月18日:
 昨日の夕方、職場の先輩に誘われて、お仕事の後同僚4人で夕食を食べに行きました。まあ私たちのオフィスがあるところって中途半端に高級住宅街なので、その住宅街の中にはお店などが何もなくて、歩いて行ける範囲のレストランなんて選択肢三つくらいしかなくて、けっきょくいつも1番近い韓国料理のお店になるんですけれど。
そろそろポイントカードみたいなの作ってくれたっていいんじゃないか、スタンプが貯まったら、あるいはその月に5回以上入店したらドリンク無料とかにしてくれてもいいんじゃないか、あるいはICANのIDを見せれば5パーセントオフとかないのか、私たちの団体はこの韓国料理屋さんの売り上げにかなり貢献してるぞって、みんな思ってます。
そろそろメニュー見なくても注文できそうですもん、入社半年の私でさえ、間違いなく10回以上は行ってますよ、このお店に、そもそも私の入社歓迎会がここでしたし。こいつら毎週来るなぁ、しかもこの日本人たちが来ると長いんだよなぁ、閉店間際まで帰らないんだよなぁって絶対思ってますむこう。

 お店に入ったのが7時45分くらいで、お店を出たのが10時半くらいだったんですけれど。2階に位置するお店から階段を下りてきた時、下からミューミューという子猫の泣き声が。
1番前を歩いてた先輩が、「かわいぃー、ちっちゃーい」とか言ってるのが聞こえて、さらに私を手引きしてくれてた同僚が、「かわいぃ、子猫、しかもMさん抱っこしてる」
そう、1番前を歩いてた先輩、早速階段の下で子猫を膝に乗せてました。フィリピンの野生の動物、何持ってるか分からないのであんまり触らない方がいいんですけれど、酔ってる人はそんなこと気にしてません。
まあでも、先輩が触ってるならどさくさに紛れて私も触ろうかな、どうやら大人しいみたいですし。

 この子猫ちゃんがですねぇ、本当にかわいいんですよ。片手に乗ってしまいそうなサイズです、モルモットより小さいです。先輩の膝の上、しっぽをピンと立ててミューミュー言ってる……。
思わず階段の下で、子猫を抱っこしてる先輩囲んでしばし座り込む私たち4人。私たちのオフィスがある住宅に入る門のすぐそばなんですけれど、警備員さんものすごくこっち見てます。
先輩いわく、私たちが階段を下りてくる足音聞きつけて、何か食べ物もらえるんじゃないかと、この子猫ちゃん寄ってきたらしい。さあどうしましょ?残念ながら私たちは今ここに何も食べ物を持ち合わせてません。下でこの子が待ってるの知ってたら、何かお持ち帰りしたのに。

 どうしようと思いながら、子猫を抱っこしたまま歩き出す先輩。え?連れてくの?子猫も、ミューミューと甘えながら嫌がる様子もなく。警備員さん、こいつらあの猫持って帰るのかと言いたげな目でこっち見てます。
私たちは、オフィスがある住宅地に入るゲートのすぐそばにあるレストランにいたので、10メートルも歩けばゲートをくぐって住宅地に入ります。ゲートの外は車通りの多い道路で、あそこで子猫を離すと車に轢かれそうで危険なのですが、住宅地の中なら比較的安全です。
 先輩が、抱っこしてた子猫を再び地面に下します。どうしようかこの子、と思う私たち。子猫ちゃん、キョロキョロキョロ、明らかに何か探してます。
「この子自分がどこにいるのか分からなくなってるんじゃないですか?たった10メートルくらいしか移動してないけど、明らかに何課探してるもん、だって」と私の手引きをしてくれてる同僚。
元の場所に戻してあげた方がいいのか、でも子猫を見つけたのは車通りが多い道路沿い、あそこにいるのは危険…、そしてこの子は本当に一人なのか、親猫は迎えに来ないのか。
色々迷いながら、後ろめたい気がしながら、とにかく住宅地の中に向かって歩き出す私たち。すると、そんな私たちの足元を、明らかに付いてきてる子猫ちゃん。一人ひとりの周りをグルッと回ってみたり、そしてみんなから遅れを取るとあわてて走ってくる。
「この子絶対付いてきてますよね」「どうする?連れて帰る?」「どこで飼うんですか、オフィス?」、ここからしばし、誰が面倒見るかと考えます。
 ところで、先月放送のテレビで、私たちのオフィスが映された時にカメラに猫が映りこんだりしてませんでした?飼ってるわけじゃないんですけれど、うちのオフィスには野良猫が5匹ほど住みついてます。もともと親猫が私の入社前からウロウロしてて、気づいたら8月に子猫が3匹生まれてたんですよ!!
けっして餌をやってるわけでもなくて、むしろ追い払ってるんですけれど、たまにお弁当やお菓子などを猫に取られる被害に遭う職員がいます。オフィスの猫たち、冷蔵庫開けますからね、本当に!
だから、この子猫ちゃんが1匹くらい増えても、もはや変わらないんじゃないかと、あの元からいる猫たちにいじめられなければですけれど。

 この子があまりにかわいいので、4人みんな世話をしたい気はあるのです。でもまず、私はホームステイさせていただいている身なので私の勝手では決められませんし、うちの家には大型犬がいます。こんなちっちゃい猫ちゃん、うちの犬に遊び半分にパクってやられるかも知れない。
手引きしてくれてる同僚は寮に住んでるので動物は飼えません。残るは二人。でもその内一人は同居人がいるので、やはり彼女だけの意思では決められません。けっきょく、一人暮らしの同僚が面倒を見ることに。
 ただし、急に言われても準備がないということで、とにかくその日の夜だけは最初に猫を抱っこした先輩が連れて帰り、翌日、つまり今夜から一人暮らしの同僚の家で飼われることになるようです。
 今日は私、基本的にはお仕事お休みの日なんですけれど、子猫ちゃん引き渡しのために、今日だけ子猫ちゃんがオフィスにいるらしい、今もダンボールの中でグーグー寝てるらしいです。オフィス行こうかなぁ。
posted by Yukari at 12:08| Comment(0) | 日記