2015年11月15日

クリスマスセール

11月15日:
 私、ここ2年くらい年末年始を日本で過ごしてないのでいまいち分かって無いんですけれど、日本でクリスマスのイルミネーションやクリスマスソングが流れ始めるのっていつごろでしたっけ?12月に入ってからでしたっけ?
えっとフィリピンはですねぇ、ショッピングモールにクリスマスらしさがお目見えするのは…、9月です!!今なんてもはや、クリスマスは明後日くらいかなぁみたいな雰囲気ですからね。
この国、9月から1月末くらいまで、年の半分はクリスマスを待っております!!まあ、他にそこまで大きな行事がないからでしょうか?一応イースターとかその他独立記念日みたいなのもあるんですけどね。
 クリスマスは子どもたちやご両親などにプレゼントをあげますし、この国はたとえ自分の本当の子どもじゃなくても、ゴッドファザー、ゴッドマザーなどと言って、宗教上の親子がいます。
つまり、結婚してない私くらいの年の人達でも、宗教上の息子や娘がいたりするんです。だからそういう子どもたちにもクリスマスプレゼント買うので、ショッピングモールはここぞとばかりに売り時です。

 とくに土日などの週末は、どこのショッピングモールもセール真っ最中、いやぁ込み合う込み合う、ショッピングモールに入るのに列できてますし、車なんかで行った暁には駐車場に停車させるのに30分待ちとかですね。
さらに、そうやって外で列を作って待ってる人を対象に、冷たいジュースやアイスなどを売る人たちまで出てきますし、さらにはみんな何となく衝動買いをする雰囲気になってるので、ショッピングモール前の歩道に、食器とか服とかお花とかを売る屋台まで出す人がいる始末です。
そんなところにテント出すから、歩道が狭くなって余計に混むんだってば。さらには、ギターとスピーカーを持ち出して、ショッピングモールに入るのに列を作ってる人々の横で路上ライブやって、お金をもらおうとしてる視覚障害者たちいますからね。そこで2時間以上歌ってたら倒れちゃいますよ、外は33度を超えてるんですから。
 さらに近くの教会も、クリスマスが近いので礼拝により力が入りますし、人もいつもより沢山いて、教会に入れなくて外から立ち見の人達います。そして、朝ごはんを食べずに礼拝に来てる人を狙って、教会の外の歩道でも焼き立てパンやら何やらメイプルシロップのかかったパンケーキっぽいの(?)やら売ってるわけです。
 教会とショッピングモールは徒歩5分くらい離れてるのですが、もうその辺りの歩道が人だらけお店だらけ、どこまでが教会に行きたい人で、どこまでがショッピングモールに行きたい人で、何割がただたんにそこを通らざるを得ない人なのかもよく分かりません。
 さて、そんな中を私とお手伝いさんはショッピングモールへと向かってます、こっちもクリスマスセールですもん、買いたい服が有る。

 さてやってきましたショッピングモール、開店10分前から並んでもすごい人。まっすぐ目指すはワンピース。以下、私が思う洋服へのこだわりをここに書くと、たんなるナルシストブログになるので省略(笑)
ちなみに私、けっして値段ではなくて、でも服はその生地の質感とデザイン、シルエットや組み合わせにものすごくこだわります、たぶん平均的な健常者よりはコーディネートに自信あります!
どうやって洋服を選ぶのか、ここで書くと長くなるので、今度いっしょに買い物行きましょう。その他、カバンや靴もものすごく形やシルエットにこだわりますし、たとえ一つ一つが良くても、全体を身に就けた時にバランスとして何がいいか、その辺りまでこだわるので…、たとえ気に入ってもコーディネートとして既存の持ち物に合わないなら買いません。
 今日はそこまで張り切った買い物じゃない、とりあえずまずほしいのは、家にいる時にルームウェアにしたいワンピースです。職場に行く時はやむを得ずズボンですが、日本にいる時から基本的にスカートかワンピースの私です。
 さて?えっとですね、フィリピン人と日本人の服の好みに大きな違いがあります。日本人は比較的寒い国だからか、パステルカラーや黒系の服をよく見ますし、デザインは比較的大人しいですね。フィリピンは、いわゆる太陽の下真夏に生える色、したがってビビッドピンクとか鮮やかなオレンジなどありますし、下手するとピンクと黄緑のストライプとか来るんですよ!!
パステルカラーは確かに、照りつける太陽の下では微妙です。また、街灯が日本より少なくて夜が暗いので、車から見えずらい色の服を着て外に出るのもけっこう危険です。それにしても私にビビッドカラーはあんまり合わないんだけどなぁ。

 とりあえず見つけたルームウェアにかわいいワンピース。私が最初に持ってたのは、白にぼかした感じの花柄の、比較的大人しいものでした。あくまで好みは日本人チョイス。しかし問題発生、私には大きすぎる、いくらルームウェアと言ってもですねぇ、これちょっと、うちの家にはホストファザーもいるわけですよ。
さて、1番小さいサイズはデザインが一つしかなかった…それがまさかの、ピンクの生地に、ビビッドピンクや黄色や赤のハートやらお花やらちりばめられてるんですけど、これ嘘でしょ?家の中だけで着るにしても、これずいぶん痛い子ですよ。
どんだけメルヘンなんだ、…一応言っておくと、私に姫系趣味はありません。でも小さいサイズで選ぶと、よくこういう女の子全開みたいな物しかチョイスがないはめになります。今回もやむを得ずこのハートとお花だらけを購入…、400円くらいだったから許す。

 ところで、ルームウェアだけほしかったんですけれど、お出かけ用でちょっと気になるワンピース発見。シフォン生地のノースリーブワンピで、ウエストゴム入りで、スカート部分がすごく細かい細プリーツになってる感じの。
フィリピンにしてはめずらしく、裾部分に少し他の色で花柄が入る以外は、いたってシンプルなのが日本人向きです。ただし色合いはやっぱりフィリピンだった、何種類かあるのですが、ライトベージュに茶色の花、真っ赤に黒の花、真っ青に黄色い花、黒に赤い花。
どうしてここで、もうちょっとサーモンピンクとか水色とかクリーム色とかこない?これが日本との好みの色味の違いですよ。もちろんこれ1枚で着るつもりはなくて、黒いカーディガンあるいは白のボレロを持ってるので、どちらかに合わせるものを選ぶんですけれど。
白いボレロがレースっぽいので、この細プリーツのワンピと合わせると、再びおとぎの世界の痛い子になりそうです。というわけで黒いカーディガンと合わせるため、真っ黒になってしまう黒やベージュなどとりあえず却下。
赤と青。どっちもきついなぁ、真っ青に黒、真っ赤に黒…、いずれにしてもどちらも、あまり私のコーディネートの色じゃない。とりあえず、裾の花が、赤にすれば裾が黒なので、こっちを選びました最終的に。
ちなみに、こういうお出かけシフォンワンピも、セールにてたったの750円ほどなりぃ!クリスマス前のショッピングモール、素晴らしいです。
posted by Yukari at 14:22| Comment(0) | 日記

2015年11月14日

自分が決めた道進む

11月14日:
 ここ3カ月ほど、今後の進路どうしようかなぁと思い悩むことが多かったわけですが。色々な人にも相談しながら、でも私がずっとずっと返事がほしかった高校時代の恩師は、9月からずっと私のメールを読むだけ読んでスルー(笑)
いや返信してください、「これには返信ほしいです」とか「アドバイスをいただけませんか?」とかいうタイトル付けてみても、徹底して見守る姿勢の恩師なのでありました。ってか私からのメールが自動的に迷惑メールホルダに振り分けられる設定とかになってるでしょ絶対(笑)
いいえ、先生はメールを読むのは絶対に読んでますよ、そして気にはしてくださってます。そして自分で結論を導き出すまで手を出さない…、気にしながら見守ることのほうが、口出しするよりよっぽど大変なことは知ってます。

 私の中でももうほぼ結論がかたまった段階で、今秋ようやく、3カ月分のメールにまとめて、1通返信が来ました。
いいえ、彼の自主的な返信ではなくて、彼の周囲の人からの「石田さんに返信してあげて」の囲い込み作戦と、私が今秋、出てくれない電話に毎日国際着信を残したことにより、見かねてやっと返事くれたんですけれど。
もちろん、返事くれないって大騒ぎしたことへのお叱り付きで。…いや私が一方的に悪いのか?「これには返信ほしいです」などのタイトルメールも含め3カ月以上スルーした人にも多少の責任が…。
だって、メールにも電話にもスカイプにも反応しないんですもん、毎日顔を合わせるであろう人たちに、返信の催促してって頼むしかないじゃないですか。私の進路かかってるんだぞ、ねえってばーぁ!

 さてさて、返信いただいたのでそんなことは全て水に流しましょ、1通のメールにより一気に頭の中がきれいに整理されます。自分が本当に色々悩んだ時あるいは危機に陥ったりした時、最後の最後はけっきょく、この恩師の言葉しか耳に届かない。
今回は、大きく四つのアドバイスをいただいているのですが、その中に、
周囲を気にしながらそれをプレッシャーとして生きるのではなく、揺り動かない自分が必要。
そして頭を整理して優先順位をつけろというものがありました。

 6年前(大学1年)の時、「私がやってきたことは、正しいですか?」と聞く私に、
「周囲に応援してくれる人いるでしょ。応援してくれる人がいるってことは、正しいんじゃないの」と教えてくださった恩師。
それ以来、周囲に応援してくれる人がまだいるかどうかが、正しい道を歩んでるかどうかの判断基準で。今回も色々な道を提示しては、周囲の応援が1番多そうな道を探ってたわけですが。
今回恩師からのコメントは、ちょっと周囲の反応気にしすぎだ、というものでした。じゃあ私が信じた道を行きましょう。

 最後に、色々と頭を整理した結果、自分の人生における優先順位は、今のところ以下のようになります。今後どのような道に進んで行っても、私の選択はこの優先順位に基づいてます。
1位: 点訳ボランティアさんや高校時代の恩師などに見せて恥ずかしくない生き方する。
2位: フィリピンの視覚障害児教育促進活動は使命。
3位: 盲学校の先生方や点訳ボランティアさんたちによって育てられた視覚障害のある人間としての価値は落とさない。
4位: 人を大事にできるくらい心と経済的に余裕のある生活。
5位: 応援してくれる人たちに心配をかけない健康状態を保てる環境。
6位: 奨学金を返済する。
7位: 専門性や得意分野をみがく。
8位: タガログ語習得。
9位: 社会福祉士の資格取得。
10位: 自分の環境が少し落ち着いたら、視覚障害後輩たちが社会に出られる活動を。
posted by Yukari at 21:26| Comment(0) | 日記

2015年11月12日

愛されてるこんなフィリピン人たちが好き

11月12日:
 どうでもいいんですけど、私来週誕生日って知ってます?だからどうした…ですけどね。何やら一部のメディアやホームページに私の年齢が26歳って書かれてるんですけれど、私が本当に26歳になるのは来週です。

 今日は、職場のフィリピン人スタッフたちの話しをしましょう。私は、以下に書くようなフィリピン人たちののりが大好きなんですけれど。

 ある日の勤務時間後。「お先に失礼します」と言って、オフィスを出ようとした時に、「帰るとこですか?」と私より2歳ほど年下のフィリピン人の女性スタッフが声かけてくれて。
「うん、今から帰る」「私もちょうど出るんで、途中までいっしょに帰りましょう」と、彼女といっしょにオフィスを出ました。まあ方向が一緒なのは徒歩2分くらいなんですけれど。なぜだか、来週末が私の誕生日だっていう話しになったんですね。
「何か予定あるんですか?」って聞かれて、「そこまで決まってないけれど、●●が
ちょうどマニラに帰ってくるから、ご飯でも食べようかな」と、共通の知り合いの名前を挙げたら、「私もジョインしたいです」と。
もちろんもちろん、ウェルカムですよ。たぶん数人で集まってランチします。で、そのフィリピン人スタッフが、何か私が名前を聞いたことのないデザートを言って、「それ食べたことありますか?」って聞かれて。
「え、ぜんぜん聞いたこと無い、それっておいしいの?」「すごいおいしいです、お勧めです」「どこに行ったら食べられるの?」「お誕生日の時に、私が作って持って行きますよ」…、まじか!!
このスタッフ、普段は大人しくてあまり目立たなくて、仕事以外で自分から人に話しかけてるイメージがあまりない人なので、ここまで積極的に声かけてもらえて、誕生日に一緒にランチしたいって言ってもらえて、嬉しかったです。

 そして今日。私は誕生日の翌日から、1週間ほど、2年前の台風30号被災地であるレイテ島へ調査に行くんです。それで、マニラからレイテの飛行機を予約しなきゃいけないわけなんですけれど。
総務のスタッフがチケットを買いに行ってくれて分かったまさかの事実。いわゆる、全盲である視覚障害者の単独搭乗はお断り、利用者が全盲だって伝えたら、チケットを売ってもらえなかったそうなのです。
飛行機の視覚障害者搭乗拒否は、ときどき問題になりますけどね。けっきょく、1番安いところや、その次で予定していたところなどはチケットを売ってもらえず、国内線で私が単独で利用できる航空会社は一つしか選択肢がないというのが現状でした。
 同僚であるフィリピン人スタッフとしては、私が単独で通勤してたりするのを知ってるので、思わずびっくりして、「え、だってその人、日本から一人で飛行機でフィリピンに来たんですよ。なのになんで国内線がだめなんですか」とか言ったらしいですが、まあ相手にしてもらえなかったようです。
 これだけだと、差別だとか権利だとかっていう、何課心がザワザワする感じの空気に行ってしまいそうなのが私たちですが…、この後、総務のフィリピン人スタッフたちはこうなります!

 一人が生き生きと嬉しそうに、「よし分かった、じゃあ僕が由香理といっしょにレイテに行くよ。レイテに送り届けたら戻ってきて、また1週間後にレイテまで迎えに行くよ」
私が、「えぇー、なんでいちいちマニラに帰っちゃうんですか、1週間一緒にレイテで過ごしましょうよ」と言うと、
「いやいや、空港の対応に興味が有るんだよ。視覚障碍者を単独では飛行機に乗せないという差別が本当に存在するのかどうか、ぜひぜひこの目で確かめないとねぇ」ととっても嬉しそう!!
さらに、「いやいや、男性なんかに由香理のガイドは任せられないですよ、それだったら私が行きます」と別のスタッフ。あなたレイテをバカンスだと思ってるでしょ。
「いえいえ、やっぱり由香理さんに年が近い私が1番です。私が一緒にレイテに行きます」とか言って、誰が私と一緒に、チケット売ってもらえなかった航空会社の飛行機に乗ってレイテに行くかで、なぜか付き添いポジションの取りあいが始まるっていう。
じゃあ、もう私と総務のスタッフ5人とみんな一緒に行こうか、そうすれば一人は車を持ってるから、タクシー使わなくても空港まで自家用車で行けるね…って、何の話しなんだいったい、気分は障害者差別見学の遠足です!

 もちろん、現実は唯一単独搭乗が許される航空会社のフライトで一人で行くわけなんですけれど、こうやって何だか気分の悪い理不尽な断り方をされた後でも、それを温かい笑いに変えるフィリピン人たちです。
posted by Yukari at 23:53| Comment(0) | 日記